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2008年5月26日 (月)

帯状疱疹顛末(その7)~入院3日目②

●4月18日(金)

患部の痛みについては、点滴やブロック注射で和らいでいるようで、入院してからは、横ばい、もしくは、快方に向かっているのかと思っていたのだが、体温が上昇し、まぶたが腫れて、目がほとんど開いていない状況では、帯状疱疹の症状のピークはまだまだ先のようだ。

ブログをアップした後、携帯電話を手にしたまま、なぜか、悪態ジジイの渾名を考え出す。小柄なジイさんだが、虫けらみたいに扱うのは、自分の主義に反する。白髪頭で前髪を立てている姿はヒヒのようにも見えるが、病棟内を歩き回っている姿とは、ちょっとかけ離れている。次に、小動物で、ジジイの姿に相応しいものを思い浮かべる。イタチ? モモンガ? ネズミ? ちょこちょこ歩き回っている姿から、ネズミが良さそうだ。さらに、携帯電話でいろいろ検索して、「コマネズミ」とする。ハツカネズミと呼ぶほどのかわいらしさは、悪態をついたジジイには無い。

この日の夜の担当看護師さんは、前日の昼間の担当だったワタナベさん。元教師の爺さんが、「昨日も担当だったのに、大丈夫なのかい?」と心配りをしているが、本人からは「たっぷり寝てきましたから大丈夫ですよ!」と頼もしいお応え。

夕食にはカレーライスが出た。海上自衛隊と同じで、入院患者が曜日の感覚を忘れないために金曜日にはカレーが出るのかな? はたまた、昼食のカレイの煮付にも掛けているのか?  やや甘口だったが、カレーライスは好物なので、飲み込みやすい。ただ、いつもは、カレーを流し込むように食べているのに対し、入院中の今回は、胃腸への負担を軽くしたいという殊勝な(笑)思いから、良く噛むように心掛けた。

この日、ベッドの中にいる間は、ずっと、氷まくらを股に挟んで過ごしていたし、加えて、抗生物質の点滴、さらに、ブロック注射の効き目もあるのか、夕食後の検温では、38℃台にまで戻る。昼ごろが帯状疱疹のピークだったのだろうか? そう思いたい。

就寝前には、看護師さんが目薬を点してくれます。「Burdさん、目を開けられますか?」と、ワタナベさんが聞いてくる。「そうかぁ、もう、右眼はふさがっているのかぁ~」と思いながら、おでこに皺を寄せるように力を入れてみると、まぶたが開いた。ワタナベさんは、「あっ!開きましたねぇ!」と喜んでくれている。「奇跡です」と、ワタシは答える。

目薬を点してもらいながら、「Y爺さん(悪態ジジイ、コマネズミ)、今、居ないよね?」と、ワタナベさんに、コマネズミ爺さんが部屋に居ないのを確認してもらって、前の晩の、コマネズミ爺さんが薬を拒否して、マリエさんと言い争いをしていたことを話す。今晩も、同じような言い争いがあっては、気分が悪い。

ワタナベさんは、「(前の医者に処方された薬を要るか要らないかは、)本人が要らないと言ったら、別にいいんですけどね」と、ホンネをちらりと言う。

コマネズミ爺さんは、消灯前に、手術を受けた鼻に詰めた綿球への血の滲み具合をチェックされ、その際に、前にかかっていた医者から処方された目薬を点すことになっているようだ。本人の言い分は、「耳鼻科にかかっているのだから、もう、目薬は必要ない」ということらしい。

綿球の確認をした後に、ワタナベさんがどのように対処するのか、ワタシは耳を澄ましていた。

「Y爺さん、前のお医者さんからの目薬は、もう点さなくて良いんですね!!?」

「・・・はい」

Y爺さんは力なく答えた。ワタナベさんの圧勝であった。ワタシは、ベッドの上で、あまりにもあっけないやり取りに、にやけてしまった。

日曜の晩から、かれこれ5日間、まとまった眠りについていなかったが、薬や点滴、ブロック注射のおかげもあってか、この晩は、すんなりと眠りにつくことが出来た。夜10時からの、2本続けての点滴の際も眠ったままだった。

つづく

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