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2009年7月13日 (月)

ツール第9ステージ雑感

◆ツールマレでアタックしたペッリゾッティと、それに反応して付いていったフェドリゴのランデブーは、画面で見る限り先頭交替も規則的で、キレイな逃げ切りでした。

ツールマレを下り切った辺りでの後続メイン集団との差が、逃げ切るには微妙なタイム差だったので、最後の最後まで牽制も入らずに、見応えがありました。

◆1級と超級を連続して越えるステージだというのに、スタート直後からハイペースの展開になり驚き。先頭集団が60.5km地点のアスパン峠の頂上を越えた時間は、プレ・スタートから1時間20分後。平均時速40km超です。(訂正)1時間40分後でした。

翌日が休みなのと、距離が160kmと短めだからか。

◆ツールマレの下りで、逃げを追走していた集団にいたラボバンクのテン・ダムが落車。マイヨは汚れ、背中の部分は破けていましたが、その後、メイン集団で先頭交替に加わっていたので、怪我は大したことなさそう。ツールマレの頂上付近にはガードレールも縁石も無いから、コースアウトしたらそのままズリ落ちてしまう。そういえば、テン・ダムはバルセロナでアラシロ選手が落車したところでも転けていた。

それと、現アスタナ監督のブリュイネルが、ラボバンクに在籍していた現役時代に、下りで落車して、マイヨを泥だらけにして走っていた写真を思い出しました。

◆ツールマレを下り切ってからは、まず、コロンビア勢が集団の先頭を引き始めたのですが、その時、副音声では「カヴェンディッシュ(のためか)?(笑)」とボケていました。(訂正)「カヴェンディッシュは居ませんよね~?」という実況に対し、オートバイからコメントしているジャラベールが「集団の中にはカヴェンディッシュは居ませんよ」とボケて答えていました。(あとから聞き直したら、そんな感じのやりとりでした)

◆逃げ切った2人は素晴らしかったですが、他にも、追走集団の先頭に立ってペースをコントロールし、その後、メイン集団に吸収されても先頭交替に加わっていたラボバンクのガラテや、残り数キロでパンクしたアンディ・シュレックを即座に集団に引き戻したヴォイトの走りも素晴らしかった。

◆山岳賞争いでトップに立ったのはエウスカルテルのエゴイ・マルティネス。エウスカルテル勢が赤い水玉マイヨを着るのは初めてではないか。スペイン人としては、昨年、デ・ラ・フエンテが着ましたが。

山岳に強いと言われているスペイン勢ですが、ツールの山岳賞に対する執着心はあまり感じられません。昨晩のエゴイ・マルティネスも山岳ポイントを集団の先頭で通過するようなことは無いし。

山岳賞争いには、ペッリゾッティも加わってきそうです。

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コメント

Bboxとしては嬉しい2勝目。圧倒的なスプリンタ、クライマー、オールラウンダーのいないチームとしては上出来で、もうツール全体での目標、ノルマは果たした感じ。
総合は、アスタナの盤石さが目立ちます。他のチームになにもさせないうちにどんどん日程が過ぎ、もうピレネーは終わってしまいました。アスタナ内から総合優勝者が出る可能性が日に日に高まってますね。

◆ひゅ~ずさん、どうもです。

今年のツールでは、「Bbox Bouygues Telecom」以外にも、マイヨ・ジョーヌを獲得した「AG2R-LA MONDIALE」、ステージ優勝して山岳賞トップに立ったB・Feilluの「Agritubel」、他、山岳賞マイヨを獲得した「FRANCAISE DES JEUX」と「Cofidis」と、フランスのチームは大健闘だと思います。
昨日ステージ優勝のFedrigoは、今年のドーフィネで超級の山岳をトップ通過して山岳賞を獲っていましたので、クライマーの部類に入るかも知れません。

総合について、自分はそもそも判官贔屓なので、基本的に「どのようにしたらアスタナを崩せるか」という視点で見ています。ツールに一度でも総合優勝したことのある選手は、あまり応援しないですね。
あとは、89年のツール、90年のツール・ド・北海道の逆転劇を知っているので、そういった逆転劇にも期待しています。

他のチームは、アスタナが消耗するのを待っているのかもしれない。
とにかく、いろんな見方をしています。

自分も比較的判官贔屓のほうだと思うのですが、何故か今年はランスを応援してしまいます。4~5連覇ぐらいのころから「もういいよ」と思っていたのに不思議です。
2年半のブランクを経て、無謀とも思える復帰をしてきた果敢な挑戦者に見えるからだと思います。で、今年は負ける美学を見せるのが、一番美しいかも…。

◆ひゅ~ずさん、どうもです。

「負ける美学」というか、「アシストとしての献身的な走り」を見せて欲しいと思います。昨日のツールマレの下りは集団の先頭で走ってましたけど。
キオッチョーリ、アルジェンティーン、ブーニョなどイタリアのカンピオーネ達が、晩年はアシストとして走っていたのを見習って欲しい。

その上で、個人TTのステージでは真剣勝負をすれば好印象だと思います。

ブーニョ(TDFは総合では未勝ですが)も、癌闘病中のフィニョンも晩年アシストでしたね。マペイ時代終わりのブーニョはちょっと悲しかったな。
負ける美学、アシストとしての美学を強烈に感じるのは本人が勝てるのを譲ってからからこそ。今年ランスには十分そのチャンスはありそう。でもラスムッセンのドーピング排除で勝ったコンタドールには譲られる価値があるのか、、、とも思います。ここで最大限ランスに追い込まれて勝ってこそ真のチャンピオン。

負ける・譲る美学の反対、レモン初優勝の年にイノーが示した執着とエゴに、ある種の魅力を感じます。自転車レースはチームスポーツだし、組織の論理が優先されるのだけど、それを突き抜けようとする行動とか、圧倒的な不利を跳ね返そうと無謀なアタックをしたパンターニとか今年のエヴァンスに、同様の感動を受けてしまうのです。

※何回も書いてすみません。さらに大見さんの知識には及ばず、直接の返答にはなっていないような…。でも18ステージTT、その後の20ステージの頂上ゴールというのは、今の状況を考えると最高に面白い舞台にも思えます。

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