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2012年9月20日 (木)

9/16,17 南八ヶ岳・赤岳(その2)

美濃戸口から、休憩時間を含めて6時間半ほどで、稜線上にある赤岳天望荘に到着しました。40代~60代のメンバーであることを考えると、順当なペース。

赤岳天望荘はモンベルクラブのフレンドショップとして提携しているので、会員証のカードを提示して、宿泊料金500円引きとなりました。今回はYさんが個室を予約していたので、個室1泊2食12,000円に対して11,500円。受付時にカップホルダーに入ったカップを渡され、そのカップで、お茶、コーヒーは指定時間内なら飲み放題。また、朝食の際は、そのカップが食券代わりになるとの説明を受けて、部屋へ。個室のある棟には入口の脇の階段を下りてトンネルを通って行きます。前日の車中泊ではYさんとKさんのいびきが酷かったそうなので、いびき組2人で同室。ワタシはTさんと同室という部屋割り。(実は、ワタクシとTさんはゴルフ仲間でもあります)

荷をほどいて、着替えをした後、食堂に行ってくつろぎタイムです。

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食堂には、ワタシはカップを持参して、ホットコーヒーを頂き、他の3人は小屋でビールを購入したり、持参した焼酎を水割りにしたりして、みんなで乾杯。おつまみは4人のうち3人がミックスナッツを持ってきているという、何たる偶然。あと、ワタシはキャラメルコーンをつまむ。

ここで、主宰者のYさんに「なぜ、赤岳なのか?」を聞いてみる。Yさんは身体がバテてるのに加えて、空気が薄いせいもあって早くも酔いが回っているようで、赤ら顔になって答えてくれました。

「オレが小学生の時に、店の取引先で原村のお客さんが居て、夏休みにその家に遊びに行ったことがあったんだけど、その時に、そこのオヤジさんが『あれが赤岳といって、八ヶ岳で一番高い山なんだよ』と教えてくれて、それ以来、四十数年間、憧れてた山なんだ。やっとだよ」

まだ、頂上には立っていないけど、その顔は充実感に満ちていました。「もう1本いっちゃうよ」と完全に出来上がっている様子。

1時間ほどすると、後から小屋に到着した人が続々と食堂に入ってくるので、「そろそろ戻りますか」と、3時半ごろ、部屋に戻ります。

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この赤岳天望荘の売りの一つに、五右衛門風呂があります。

ワタシは、「稜線の上で、無理して風呂に入らなくてもな~」という気分で、同室のTさんも同じような考えだったので、入るつもりは無かったのですが、先に入って来たKさんの「ガラ空きだったよ」という言葉に心を動かされ、カラダを温めるつもりで入りに行ってみることにしました。

脱衣場で見てみますと、先客が一人。服を脱いで浴室に入ってみますと、5人くらいは入れる鉄製の円い浴槽でした。ざっとカラダを洗って、中に入ってみますと、ヌルイです。五右衛門風呂と言っても、直火で焚いているわけではなくて、ボイラーで沸かした湯を、ちょろちょろと浴槽に流し入れているようです。全然、温まりそうもない中、あとから入って来た2人組と情報交換。

その方たちは、文三郎尾根を登って赤岳の頂上を踏んだ後、赤岳天望荘まで下りてきたそうなのですが、「文三郎尾根は頂上直下がキツイので、下りに使うのは厳しいですよ」とアドバイスを頂きました。でも、「女性の方もすれ違いざまに下りてきたから、大丈夫だとは思いますが」ということで、翌日のルートは、赤岳頂上~文三郎尾根~行者小屋というコースにほぼ決定。(それ以外だと、赤岳ピストン~地蔵尾根という、全くの往復ルートになってしまう)

五右衛門風呂は温かくなる兆しは無く、このままだと、却ってカラダを冷やしてしまいそうなので、早めに出ることにしました。

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えー、窓の外は霧で真っ白です。そういう時には気圧が低いです。おまけに、朝はトラブルがあったので、便所でおつとめをしても、すっきりすることは出来ませんでした。風呂から上がって、部屋に戻って来て、湿った布団に包まっても寒気がするようになりまして、「これはいつものパターンに陥ったな」と自覚しました。

夕食は第2陣の5時15分から。食券は色分けされたプラスチックの楕円形の札です。ここの食事はバイキング形式なのですが、一度に殺到しないように、15分刻みで少しずつのグループに分けているようです。

御飯と味噌汁に、おかずは、山菜のてんぷらと、筑前煮、あとは、わらびの味付けしたのやら、もやしの味付けしたのやら。あとは、デザートに杏仁豆腐と缶詰のみかん。山の稜線上で、水が少ないから、出来合いのモノを多く使っていて努力が感じられます。

ワタシはてんぷら以外は一通りよそってきたのですが、食べてる最中に悪寒が酷くなって、「顔色悪いよ」と言われ、箸が進まない有り様。「いつものことなんですよ。山の上では、結果的に晩飯を食べないことのほうが多いです」と言いつつ、わらびやもやしは他の方に食べてもらって、タンパク源である鶏肉が入っている筑前煮だけは消化が良くなるようにと70回ぐらい噛んで食べ、御飯や味噌汁もゆっくり食べて、最後にみかんと杏仁豆腐を食べて、夕食終了。みかんの酸味が胃に沁みましたぜ。

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夕食を済ませても、まだ6時前ですが、気分もよろしくないので、さっさと布団に入って寝ることにします。あー、なんか血糖値とかも良く分かんない状態になっているみたい。

1時間ほどした7時ごろ、喉が渇いて目が覚めた。というか、緊急事態発生でトイレの個室へ駆け込みました。ミックスナッツがマズかったみたいですねー。部屋に入って、カロリー補充のためにエネルギーゼリーを流し込んで、また寝ます。同室のTさんも既に寝ておりました。

廊下の灯りが眩しいので、アイマスクをして、その後、12時過ぎまで熟睡。外は風が強いようです。雨の音もかなり。2時間くらい起きていて、夜中の2時を過ぎたあたりで、また眠りにつき、今度は、4時20分、発電機が始動する音とともに電灯が点いて、人々が動き始めたので起床。

いつものように、気象に慣れると体調は快方に。

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朝食は5時からですが、座席を確保する目的も有って、食券代わりのカップを持って食堂に行くと、すでに、多数の方が座席に座って、朝食が出されるのを待っている状況。ワタシも、先に行っていたYさんたちのところへ行こうとすると、小屋の方から合図の声が掛かって、ちょうどその前を通り過ぎようとしていたワタシが、一番で食器を受け取ってしまいました(笑)

朝のおかずは、きんぴらと、ボイルしたソーセージ、厚焼き卵、ミートボール、梅干し、海苔などなど。体調が良くなったので、たくさんよそってガッチリ食べました。ごはんと厚焼き卵、ミートボールはおかわり。

朝食中、小屋の方から、「最悪の天候になってしまいました。皆さんの確認のため、出発前にルートを申し出てください」という話がありました。ここで、我々は、赤岳頂上から文三郎尾根を下るコースを行くことで合意。6時半の出発を目標にします。

部屋に戻り、パッキングをしてから、朝のおつとめのためにトイレに行きますが、昨晩食べたものはほとんど別のところから出してしまったので不発。個室を出たところで、列に並んでいたYさんが他の人から情報を仕入れていたみたいで、「文三郎尾根の下りはキツイらしいから、中岳のコルから下ろう」と言ってきて、「稜線歩きが30分増えるけど、どうかなー。自分も歩いたことが無いので、小屋の人とも相談してみよう」と内心思いつつ、ひとまず、Yさんの案も了承。自ら、難易度を上げてしまっているのですがね。

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さて、外は風雨が酷いので、出発のために雨具を着なくてはならないのですが、この赤岳天望荘は、部屋の前まで土足で行けるシステムになっているので、雨具も部屋の前の通路で着ることが出来ます。(大部屋に宿泊した人は、トンネルの中で着たりしていましたが)
これは、玄関先の狭いところで、混雑する中、雨具を着なくていいので、結構、いいシステム。小屋の造りからして、狭いスペースにいろいろ苦心した跡が見られます。

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さて、出かける体制も整ったので、Yさんが小屋の受付へルートの申告をするので、ワタシも傍で聞いていますが、「赤岳の頂上にどうしても行かれるのならば、軽装で天望荘からピストンして、地蔵尾根を下りてください」と、まず、小屋番の方にアドバイスされました。「中岳を経由して、中岳のコルから下りるなんて、稜線歩きが長くなるので、この悪天候では止めてください。文三郎尾根も雨で濡れて滑りやすいので、気を付けてください」ということで、折衷案ではないですが、前日から考えていた通りの文三郎尾根経由の下山を認めてもらいました。あと、「美濃戸口にある八ヶ岳山荘に着いたら、申し出てください」ということで、八ヶ岳山荘の電話番号と部屋の番号が書かれたメモ用紙を渡されました。

予定通りの6時半過ぎ、小屋の前で記念撮影をして、出発です。

長くなったので、(その3)につづく。

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